かめこのこと
- 2018年06月04日
- ふきのとう追分
4月のある日のこと。
3年生2名が「かめこの水が汚れてる。洗ってあげてもいい?」
と相談にきました。
「でも、かめこのお世話は介護の職員さんがしているよ。気が向いたときだけ、お世話したい、えさをあげたいは良くないよ。
するなら毎日だよ。」
いつもなら、ここで引き下がる子ども達です。
ですが、この日は違いました。
しばらく考えて、「する。」の一言。
「かめこのお世話と宿題で遊べないかもしれないよ。」
「長期休み中も、みんなが遊んでいてもお世話しないといけないかもよ。」
「生き物のお世話って、今日は遊びたいから明日するは通用しないんだよ。」
…ここまで言っても、「わかるよ。お世話する。」と言い切った二人。
心の中では、拍手喝采♪でしたが、
「じゃ、二人でお世話している職員さんにお願いしたら?」
「わかった。」
その後、彼女たちは、二人でお願いに行き、「かめこについて聞きたいことリスト」を作り
今後も解らないことがあれば相談できるブレーンをつくり^^
めでたく世話係を引き継ぎました。
「わたしは、遊びたいからやらない!」
と言っていた、他の子達も、
「やっぱりする。」
と続々と集まり、
いまでは、3年生4名2年生1名の5名で、 日替わりでお世話してくれています。